《コイビト》
君がいてもいなくても、
生きていける自分が、
本物なんだと信じていました。
君がいなくなって、
悲しくて泣きながらも、
ひとりで歩いていける自分こそが、
強く正しいのだと思っていました。
それが自立であり、
自立こそがひとりの大人に必要なものだと、
そう思っていました。

でも、そうじゃなくてもいいみたい。
ときどき考えが揺れます。
理性は本能に、勝てないときもある。
依存し合ってもいいじゃないか。
ぬるま湯から抜け出せなくてもいいじゃないか。
君がいなければ。
そう思い合える相手がいるのも、
ひとつの幸せなんじゃないかなあ。

強さは必要でしょう。
頼ってばかりはいられないでしょう。
でも、自立してる者同士が一緒にいる意味なんて、
ないんじゃないか。
僕の足りないところに、君が入りこむ。
君の不足を僕が補う。
自立している必要なんてない。

自立していれば、楽なことは多かろう。
でも、それじゃ恋愛は楽しくなくなるかもよ。
 
《デート》
彼と映画を見てきた。
マトリックス・リローデッド。
いまいち。
格闘シーンが多過ぎてマンガみたい。
くどい。セコい。そんな感想。
満席になるくらいの人気なのにね。
前に大学の友人と観たレッド・ドラゴンの方が
何倍もよかったな。
 
《見送る》
見送られることの多かった私。
今日は彼を見送った。
たまにはね。
 
《エンドレス》
人間の欲求というのは、
それこそ理性を駆使しなければ底無しだ。
小さなことから、大きなことまで、
ないものねだりは後を断たない。

この就職難に、
気付けば第一志望の企業に入り、
一等地に聳える本社配属になり、
残業もほとんどない毎日を送っている。
思い通りの就職。
だったはず。
不満はない。

でも、まだ英語が頭を離れそうにない。
捨てる気もない。
今は活かすチャンスがない。
チャンスは自分で作るもの。
こっそりそれを狙っている。

何かひとつだけ満足できれば、
あとはいらない。
そんなひとつを見つけます。
 
《水着》
去年の海水浴でひどい日焼けをしたから、
もう海には行かないと思っていた。
シミも増やしたくないし。
だけど、デパートに並ぶ水着はカワイイ。
華やかで、派手で。
一着欲しくなる。
買えば着たくなる。
つまり海かプール…悩ましい。
 
 
 
 
 
  

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