No Talent
2003年1月22日世の中には才能のある人とない人がいる。
今回の場合、私は才能がない部類に入ると思う。
ある男性と食事に出かけた日のこと。
そこでしてもらったことに対して
才能のある人は、悠々とそれを受け入れただろう。
私はというと、罪悪感に苛まれた。今もそう。
浮気をしたわけでもないのに
まるで浮気をしたような罪の意識が拭えない。
夜も寝つけないくらいだった。
こんなふうに感じるなら、
初めからその人と二人で食事になんか
行かなければよかったのだけど、それは後の祭。
こんなことに、いちいち罪悪感を感じる必要は
ないのかもしれない。
でも、その「サラッと流せるかどうか」も
才能だと思う。私にはできないみたい。
しばらくモヤモヤを引きずるみたい。
今回のことに関しての才能、
つまり「男を手玉に取る才能」ってこと。
自分に一方的好意を寄せる男性を利用することに
その都度罪悪感を感じるようでは、
私にはその才能は皆無だといえるだろうな。
そんな才能はいらないのかもしれない。
たった一人を愛し愛されたら十分だろう。
でも、そんな馬鹿げた才覚を欲しがる私は、
やっぱり若くて青い女なのかなぁと考えた。
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